【法学部講義7】詐欺師の手口

1 意外と難しいぞ!詐欺罪の立件
→ 成立には、「欺く行為(欺罔行為)」と「詐欺の故意」が必要。

 

2 いつのまにか自分が詐欺師に?

(1)オレオレ詐欺の共犯になる危険
→ アルバイトを頼まれて「出し子」「受け子」にならないように要注意!

(2)通帳の名義貸しで逮捕!
→ 通帳を作成するための名義貸しは、立派な犯罪であること。

3 不動産に関する問題
(1)投資型分譲マンション購入詐欺

① 執拗な電話勧誘と脅迫的な契約締結

② 原野商法

③ 賃貸収益回収詐欺

④ 家賃保証型マンションの販売会社の倒産

⑤ 対策

(2)リフォーム詐欺

(3)敷金返還引き問題

 

4 消費者の金銭欲を利用
(1)ネズミ講(無限連鎖講)
→ (意味)新規の会員から集めた出資金を、先に会員となった者の配当に充てることを内容とする金銭の配当組織

(2)未公開株詐欺
→ 上場していない株式(未公開株)を近々上場されるとウソをついて無価値の株式を売却。→ 「劇場型」の詐欺が多い。

(3)マルチ商法
→ マルチはマルチレベルマーケティング(多層販売方式)の略語。

(4)パチンコ攻略法
→ 「この方法を利用すれば必ず勝てる」と消費者を誤信させて、消費者に攻略法の情報提供を受ける契約を結ばせて、高額の費用を取る。

 

5 消費者の不安・恐怖心を利用

(1)不当請求・架空請求
→ 法的根拠が無いのに、あたかも債務があるかのように請求をして、金銭を支払わせるもの。メール又は郵送で行われる。

(2)寝具訪問販売
→ 昔からある「羽毛布団の訪問販売」などが典型
→ 高齢者等をターゲットに、訪問販売・路上での呼び止めで営業所へ勧誘し、強引・執拗な勧誘で布団・枕・マット・布団カバーなどの高額な寝具を売りつける。

 

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