カテゴリー別アーカイブ: 民法全体の総則の条文改正

民法の総則の分野での改正についてご説明しています。

消滅時効No.4~消滅時効が止まる場合の仕組みの変更

民法改正(令和2年4月1日施行) 消滅時効が止まる場合の言葉や仕組みが変わりました。   1 消滅時効の完成猶予と更新(147条~161条) ・旧法の時効に関する言葉を日常用語として理解しやすいものに換えまし  … 続きを読む

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消滅時効No.3~特別な時効期間の廃止と整理

民法改正(令和2年4月1日施行) 旧法の短期消滅時効を廃止して、一部の債権について例外的な既定を設けました。   1 短期消滅時効の特例の廃止 旧法で定められていた原則の時効期間よりも短い時効期間の定めが廃止さ … 続きを読む

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消滅時効No.2~起算点と原則の時効期間の変更

民法改正(令和2年4月1日施行) 消滅時効の期間が始まる時(起算点)と債権の時効期間の原則が変わりました。   1 主観的な起算点 ・債権者等が権利行使可能であることを知った時から5年間が債権の消滅時効期間の原 … 続きを読む

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消滅時効No.1~援用権者を明示

民法改正(令和2年4月1日施行) 消滅時効の援用に関する規定が改正されました。   時効の援用の既定(145条) ・時効を理由に債権を消滅させるためには、これを主張(援用)しなけれ ばなりません。 ・これまで、 … 続きを読む

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無効と取消の規定を修正

民法改正(令和2年4月1日施行) 無効と取消に関する規定が改正されました。   1 原状回復義務(121条の2) (1)1項 ・最初から無効な法律行為や取り消しにより無効とみなされた行為については、旧法では不当 … 続きを読む

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代理に関する規定の整理と修正

民法改正(令和2年4月1日施行) 代理に関する規定が改正されました。   1 代理行為の瑕疵(101条) (1)代理行為の瑕疵がある場合を、以下の二つの場合に分けました。 ① 代理人が瑕疵ある意思表示をした場合 … 続きを読む

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意思表示~到達と受領能力の規定を整理

民法改正(令和2年4月1日施行) 意思表示の到達についての規定(97条、98条の2)が改正されました。   1 意思表示の到達時期 ・意思表示の効力発生時期について条文に明記しました。 ・手紙のような遠隔地の間 … 続きを読む

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意思表示~詐欺の規定を修正

民法改正(令和2年4月1日施行) 詐欺の規定(民法96条)が改正されました。   1 第三者を保護する規定の要件の厳格化  詐欺により契約などの法律行為が取り消された場合の第三者保護規定が改正されました。 ・旧 … 続きを読む

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意思表示~錯誤の規定を修正

民法改正(令和2年4月1日施行) 錯誤(95条)の規定が改正されました。   1 要素の錯誤を以下の2要件として明文化した。 ① 錯誤に基づき意思表示がされていたこと(主観的な因果関係の存在) ② 錯誤が法律行 … 続きを読む

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意思表示~心裡留保の規定を修正

民法改正(令和2年4月1日施行) 心裡留保(93条)の規定が改正されました。   1 条文の文言を分かりやすいものに修正 ・旧法「真意を知り又は知ることができたとき」 ⇒改正法「真意では無いことを知り、又は知る … 続きを読む

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