ポータルサイトの利用方法
弁護士を紹介するサイト(ポータルサイト)を利用するとき、どのような点に注意をしたらよいでしょうか?
弁護士からのアドバイス
	「ポータル」というのは入口という意味ですので、ポータルサイトとは入口のウエブサイトのことを指します。
	弁護士のポータルサイトという場合には、弁護士の入口のウエブサイトということですから、「弁護士を紹介しているサイト」ということになります。
	ポータルサイトで弁護士を選ぶときには注意が必要です。
	まず、ホームページのリンク(URL)だけを紹介しているようなポータルサイトは、その弁護士と話をすることもなくリンクを貼っているので、当然、適切な弁護士を紹介することはできません。
	色々な弁護士のホームページのリンクが貼られているのを見かけますが、これは最終的には弁護士に対するマーケティング業につなげていこうという意図だと思います。
	つまり、「弁護士の紹介を検索エンジンでこれだけ上位表示できますよ」と宣伝することで、そのウエブサイト運営者の弁護士マーケティング能力をアピールしようとするものです。
	とはいえ、どの地域にどの弁護士がいるかを整理した「おまとめサイト」だと割り切れば特に害はないでしょう。
	では、弁護士の顔写真まで、しっかりと載せて紹介しているポータルサイトはどうでしょう?
	この場合は、個別に弁護士と話をして了解を得ているという点では安心感があります。
	ただ、ポータルサイトの中で弁護士の紹介のしかたに差をつけていることがあります。
	力を入れている分野を、①非常に詳しく紹介してくれている弁護士と、②少しだけ紹介している弁護士、そして、③何も書いていない弁護士などの差があるようです。
	この紹介の詳しさの差が、弁護士の腕や経験の差と一致しているわけではありませんが、情報量が多ければ、そこから判断できることも多いので参考にはなると思います。
	ただ、本当の意味での「弁護士の得意分野を紹介している」ということではないことは、知識として持っていていただければと思います。
	もし、ここを読んでいただいている方が、ポータルサイトを利用されるのであれば、
	ポータルサイトに書いてある内容が分かりやすいか?
	リンクが貼られているその弁護士のホームページに書いてある内容が良質か?
	を、ていねいに読んでご判断ください。
	最終的には、依頼者の感想、解決事例、Q&Aなどを読んでみて、自分にしっくりくる事務所を複数選択して、それらの弁護士と面談(最近ではウェブ面談もあり得るかもしれません)して比較し、ご自分と相性の良い弁護士を選ぶのであれば上手い活用方法と言えるでしょう。
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