私はDVを絶対にしない!?

先週の日曜日は、ジュビロ磐田がJ1に上がるための試合(プレーオフ)が行われて応援に行きました。

 

試合の結果は、ロスタイムに相手チームのゴールキーパーに点を取られて逆転負けするという、私にとってはショッキングなものでした。

 

日本リーグ時代からヤマハのファンで、バイクもヤマハのバイクに乗っていて、楽器もヤマハ製を良く買っていたので、本当に残念で言葉もありません。

 

来期は、今年の湘南にように、ダントツの1位でJ1に昇格して欲しいです。

 

そして、今日は、私にとっては、もう一つ大切な試合があります。

 

清水エスパルスのJ1残留をかけた戦いです。

 

チケットは完売だそうですが、私は「昔からエスパルスは土壇場で弱いから(シルバーコレクターと揶揄された時代もありましたので)、最終節までもつれる可能性は十分にある」と予測していました。

 

相当早めにチケットをファンクラブの先行販売を利用してホーム寄りの良い席を確保しておいたので、こちらの試合も応援に行ってきます。

 

午後の早い時間まで、ギリギリ仕事をしてから、急いで日本平スタジアム(アイスタ)へ駆けつける予定です。

 

こんな緊張感のある試合が続くのは、15年前にエスパルスとジュビロのチャンピオンズシップを観戦して以来です。

 

いつもは冷静な分析を楽しむ私も、今日だけは一人のサポーターとして、声で選手を後押ししようと思います。

 

さて、「DV」という言葉が使われるようになって大分たちますよね。

 

意味をご存じの方も多いと思いますが、

 

omestic iolence (ドメスティック・ヴァイオレンス)

 

の頭文字2つをとった省略語です。

 

一言で言うと「家庭内暴力」で、そのほとんどが、夫から妻に対する暴力的行為です。

 

必ずしも、妻に物理的な暴力を加えることだけでなく、性的行為の強要や大きな声で脅し続けるような行為なども広く含みます。

 

色々な本を読んでいると、DVの加害者になりやすい夫と、逆にDVの被害者になりやすい妻がいるようです。

 

皆さんや皆さんの配偶者・恋人は大丈夫でしょうか?

 

まず、DVの加害者になりやすい男性のタイプです。

 

① ちょっとしたことで、怒鳴ったり、物を壊したりする。

② 喧嘩したことを、いつまでも根に持つ。

③ お酒が入ると、普段の大人しい性格が突然乱暴になる。

④ 実際には才能は無いのに、自分に才能があると信じ込んでいる。

⑤ 何事も慎重にかつ計画的に物事を進める。

⑥ 妻や交際相手の行動を強く束縛する。

⑦ 何気ない日常会話を楽しんでできない。

などが言われています。

 

⑤とか意外ですよね。

 

慎重で計画的なタイプとDVとは、何か結びつかないようにも思えます。

 

私を振り返ると、一見、慎重で計画的なタイプに見えるようです。

 

確かに、仕事では相当綿密に計画をたてて、準備をして動く方だと思います。

 

しかし、私生活を振り返るとと、前にも書きましたが、勝手に小鳥を買ったり子猫を突然拾ってきたり、宿泊場所も予約せずに旅行に行ったり(学生時代)、誰にも相談せずに突然、7年も勤めた県庁を辞めてしまったり、結構、その場の適当な判断で行動することの方が多いですね。

 

そうすると、当てはまるのかどうか良くわからないような気がします。

 

自己分析は難しいかもしれないので、知り合いと分析し合うと興味深いかもしれません。

 

次に、DVの被害者になりやすい女性のタイプです。

 

① 相手の方が悪いと分かっていても、つい先に謝ってしまう。

② 相手が失敗して落ち込んでいると放っておけない(共依存関係)

③ 面白くないと思っても、つい相手男性の話につきあってしまう。

④ 即決・即断ができない。

などが言われるようです。

 

②とか、女性としては優しくて、思いやりがある素晴らしい面もあると思うのですが、それが夫の甘えとつながると、

 

夫を許すことで自分の存在価値を感じる妻と、妻に受け入れてもらうことで自分を肯定できる夫

 

という相互に依存する関係(共依存関係)になって、DVが生じやすいようです。

 

これらのチェックリストが、全て正しい訳では無いとは思いますが、特に女性の方は、結婚前に違和感を感じたら、参考にしていただければと思います。

 

DVの夫としては、

①無意識的に自分の責任を持ちつつ、それを「妻のせいだ」と思いこむことで暴力を振るったり、

②お酒などで自分を止められない夫が、一番自分の感情をぶつけやすい妻に感情をぶつける

というようなケースが多いです。

 

ですから、DVをしている夫には「自分は妻を傷つけている」という自覚が無いことが多いのです。

 

もし、友人として相談されたときに「これはDVの加害者じゃないか?」と思っても、決して本人を責めたりしないでください。

 

話を良く聞いてあげて、より悪い方向へ行かないような配慮をしてもらえれば、殺人や重大な傷害というような最悪の結果まで進む前に改善できるかもしれません。

 

離婚の一般的なご説明についてはこちらをご参照ください。

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