年末年始の休暇を振り返って

年末年始のこの休みは、皆さんはどのようにお過ごしだったでしょうか。

 

私は、いくつかの場所で行政訴訟に関する講義や専門家としてのアドバイスをすることになったため、行政法の復習を兼ねて勉強をしていました。

 

また、しばらくブログで交通事故について書こうと考えていることから、交通事故の実務の本をおさらいしながら読みました。

 

行政法は講義等のための勉強ということで、学者の書いた本と判例集を読み、交通事故は実務家の書いた本を読みました。

 

学者と実務家の違いが感じられて面白かったです。

 

学者の本は、体系を重視して、理論的なので、しっかりとした時間を作って読まないと理解ができません。

 

その本の内容が個別のケースよりも、概念の整理を重視しているので、個別の問題を処理できるようになるためには、判例や演習書などの具体的な事案での勉強も必要です。

 

その代わり、しっかりと体系だてた理解をしておくと、初めてのケースにあたっても、推論がきくという良さがあります。

 

逆に、実務家の書いた本は、個別のケースからさかのぼって、整理しているので、すぐに使える知識が満載です。

 

ただし、意識して頭の中に整理して入れていかないと、ただの暗記になりかねない危険があります。

 

両方とも長所・短所があるんですね。

 

明日からは、また、バタバタした毎日が始まると思うので、この休みで、二つの勉強ができたことは収穫でした。

 

今後も、仕事と併行して、色々な本を読んでいき、ブログやHPの裁判例ご紹介に生かしていきたいと思います。

 

また、例年なら、往路・復路とも見ている箱根駅伝も、わが母校のアクシデントもあって、復路はあまり見なかったというのも今年特別なことでした。

 

リタイアした選手には、まだ若いことから、責任を感じすぎないで、どこかの場で活躍することを祈っています。

 

失敗しないことも大切ですが、それを恐れてリスクを取らないと何もできなくなってしまいます。

 

「人間は失敗する動物であり、失敗から学べるかどうかが勝負」だと私は思っています。

 

もちろん、仕事では、失敗しないように最大限の努力は事前にしておくようにしています。

 

今年も、明日から、頑張ってやっていきます。

 

どうぞ、よろしくお願いいたします。

 

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カテゴリー: ご報告や雑感

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