被疑者・被告人の親族の気持ちは?

今日は良い天気でしたね。

 

花粉の方も活発に活動していたようで・・・

 

「最近、刑事事件がないな~」なんて思っていたら、いきなり2件入ってきました。

 

いずれも、自分が犯行を行ったことを認めている事件(自白事件)です。

 

事件があれば、当然被害者もいらっしゃいます。

 

被害者のことを考えると、被疑者・被告人を弁護する心情になりにくいこともあります。

 

こんな時に、弁護人が一生懸命になれる一つの動機は、被疑者・被告人の親族がどれだけ更正を願っているかです。

 

今回、考えさせられたことは、身内でも口で言っていることと、心の内は異なるということです。

 

私が電話をかけた時には、「もう、あんな奴面倒見切れない。迷惑だ!」と怒っていた身内の方が、裁判の直前に、連絡してきます。

 

「この前はすみませんでした。刑を軽くしてやるために、何かやれることはないでしょうか?」

 

当然、情状証人として出ていただくことをお願いして、打ち合わせをします。

 

会ってお話すると、そこでは被告人のことを本当に心配している様子がうかがわれます。

 

私は、初回の電話での言葉を真に受けて、当然、証人になんてなってくれないと決めつけていました。

 

人の心の中というのは、わからないものだと改めて考えさせられました。

 

そして、その身内の方は、刑が決まってからも、お金やお菓子の差し入れをしていました。

 

ですから、刑を軽くするためだけではなく本当に被告人の更正を願っていることがわかりました。

 

「いつもと同じ自白事件だな」という先入観で臨んでいた自分の態度を反省させられました。

 

同じ種類の刑事事件でも1件々が本当に異なるということを改めて考えさせられました。

 

刑事弁護についての基礎知識についてはこちらをご参照ください。

 

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カテゴリー: 刑事事件のお話

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