【相談前のお悩み】
「会社を経営していて、会社と私の両方に借金があります。」
「私がお金を借りて会社に入れる形だったので、会社の借金よりも私の借金の方が額が大きいです。」
「両方の借金を返し続けることは不可能ですが、破産すると資格が制限だれて個人としても仕事ができなくなってしいます。私の生活を建て直すために、個人の仕事は続けたいのですが、法律相談で自己破産しかないと言われて困っています。」
【弁護士のアドバイス】
1 「自己破産しか方法はないのでしょうか?」
自己破産は最後の手段です。他の方法を先に使ってみて、ダメだったら自己破産に切り替えることができます。
他の方法が不可能であることを、しっかりと弁護士が説明してくれるまでは、色々な事務所に相談に行った方が良いと思います。
2 「私の場合、他の方法で、生活を立て直すことはできないのでしょうか?」
債権者の性質にもよりますが、債権者に個別の交渉をしていく方法(債務の任意整理)と個人再生手続を組み合わせることで、個人としての仕事を続けていけるか検討の余地があります。
【相談・依頼後の感想】
「弁護士が、粘り強く各債権者と交渉してくれたおかげで、自己破産せずに債務の返済計画を組むことができました。」
「おかげで、個人として仕事を続けながらその収入で返済していくことができるようになりました。」
「仕事を頑張れば、債務を返済できることになったので、一生懸命やっていきたいと思っています。」