「不倫」 ダメ!? ゼッタイ!?

判決内容が書かれている書面を「判決書」と言います。

 

原文を読まれたことがある方はいらっしゃいますか?

 

法曹以外だと、法学部生で、真面目な学生くらしかいないでしょう。

 

私は、大学1年の時に、先生から「読みなさい」と渡された、判決書(裁判例)を見た瞬間、1秒で読む気をなくしました(笑)。

 

「本大好き」「日本語大好き」の私がです。

 

その理由が次のようなことにあると思います。

 

① 登場人物がX1、X2、Y1,、Y2、Zなどと書かれていて、事案を具体的にイメージできないこと。

 

② 先例としての正確性を重視するため、専門用語を容赦なく使うこと。

 

③ 事案を法的な観点から切り取るため、背後の人間模様などがほとんど省かれており、ストーリーとしての面白さが全く無いこと

 

などでしょう。

 

しかし、私が実務家を長く続けてきた結果、裁判例の背後には、映画、小説やドラマと同じような興味深い人間模様が隠されています

 

ひょっとしたら、私が、過去の裁判例を読んで、その人間模様を推測したり、事案を創作したりして「ものがたり」にすれば、楽しんで裁判例を理解していただけるかも?と考えました。

 

そこで、私の事務所HPに「ものがたり裁判」という項目を作って、作家谷川樹史(笑)として、勝手にデヴューすることにしました。

 

皆様が読みやすいように、ストーリーを作成した後、私の事務所の事務員2名に読んでもらって、「分からない」という箇所は、やさしい言葉に置き換えています。

 

ただ、プロの小説家ではないので、エンターテイメント性や表現に稚拙な部分があるのはお許し下さい。

 

皆様に気楽に、楽しんで、お役立ち情報や一般教養知識をご提供することが目標です。

 

アップした場所は、私の事務所のHPの「ものがたり裁判」という箇所です。

 

第1作は、「髙橋の偽装離婚」というタイトルです。

 

ストーリーの前振りだけご紹介をさせていただきます。

 

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高橋は「最近、体の調子が悪い」と不安を感じていた。

 

「病気で倒れてしまったら、収入はゼロだ。まともな生活なんかできっこない。」

 

焦っていた矢先、会社で倒れた。

 

「大丈夫か?」

 

会社の同僚や上司は声をかけてくれたが、その目の奥には、迷惑をかけられることへのおびえが隠れていた。

 

「この会社にいても、じゃま者扱いされるだけだ。」

 

そう思った高橋は会社をやめて、妻のゆかりの収入で暮らすしかないとあきらめた。

・・・・・・・・・・・・<その続きは↓です>・・・・・・・・・・・

高橋の偽装離婚【離婚の意思】

 

良かったら、「ひまつぶし教養」みたいなノリで結構ですので、ご愛読いただければ幸いです。

 

さて、今回のお話ですが、タイトルが警察の標語みたいになってしまいましたね。

 

実は、ここ2~3年くらい前から、私たち弁護士に相談に来る案件の中に、不倫(法律的には不貞と言います。)が非常に多くなっています。

 

離婚の原因としても、今、一番多いのではないでしょうか。

 

弁護士同士で話をすると、

 

不倫ほど割にあわないものは無いよね~」

 

と皆言います。

 

つまり、得るものに比べて、失うものが大きすぎるんですね。

 

大抵の不倫は、本気の愛情に基づくものではなく、一時の欲望に流されたものや完全な遊びによるものです。

 

でも、それが発覚して失うのは、夫や妻とのそれまでの生活の全てと、更に子供まで失ってしまいます。

 

不倫がばれても離婚しないケースはあります。

 

でも、一生、片方の夫・妻は苦しみ続け、他方の不倫した方は負い目を感じていかなければならないんですね。

 

私の経験で、不倫発覚するパターンとして、「便利グッズで不倫がしやすくなり、逆に便利グッズで不倫が発覚する」というパターンが多いです。

 

まずは、なんと言ってもスマホ関係を使っての不倫が、スマホ自体から発覚することが多いです。

 

① 携帯やスマホを常に持ち歩くようになった。

 

この場合、ポケットに入れているだけではありません。

 

風呂場にまで持って行き、充電する時もポケットの中に入れて充電するなどの行動を聞いたことがあります。

 

これで「怪しい」と夫や妻に思われない訳がありませんね(笑)

 

② 携帯やスマホに急にロックを入れたり、ロック№を変更した

 

昔はメールだけロックするケースもありましたが、最近の不倫の連絡はLINEを使うものが多くなってきたので、携帯やスマホ自体にロックをするんですね。

 

私も、仕事のために、LINEを操作できるようにしなければならなくなってしまいました。

 

次は、便利グッズに匹敵する女性の勘です。

 

③ 女性から見て、夫から変わった香水の香りがしたり、ワイシャツなどに自分の髪の毛の色と違う毛がついていた。

 

これは、不倫相手の女性が独身で、夫を奪おうとしているケースでは、意図的に行われていることもあります。

 

つまり、男性より女性の方が愛情の面では戦略的で、敏感だということでしょうか。

 

男性から見ると怖いですよね・・・

 

④ 急に残業・休日出勤・出張・付き合いの飲み会が増えた。

 

これは、男女問わず多いですね。

 

「仕事を理由にすればごまかせる」

 

と思ったら大間違いのようです。

 

そして、便利グッズで不倫が発覚してしまうのが、

 

⑤ 帰りが遅くて、心配して夫(妻)の「iPhoneを探す」で居場所を確認しら居場所がラブホテルだった。

 

iPhone以外のスマホにこのような機能があるのか知りませんが、iCloudをつかっていると「iPhoneを探す」機能をおオンにしておく必要がありますよね。

 

IDとパスワードを知られていると、これで場所をチェックできるんですね。

 

更に、疑いを持った後であれば、

 

⑥ 夫(妻)の自動車にGPS発信器をつけて自動車の駐車場所と時間を見たらラブホテルにピッタリ2時間止まっていた。

 

とうのもあります。

 

昔のGPS発信器は、不正確でラブホテルの隣の建物にポイントが入ってしまい、それで立証が難しくなったこともあります。

 

でも、今のGPSは非常に正確な上に、シール式だったり磁石式だったりして、自動車のどこにでもつけられます。

 

発見するのは、ほとんど無理でしょう。

 

以上を読んで、

 

「よし。ビジネスホテルを使おう!」

 

などと思わないでください(笑)。

 

不倫が発覚したら、本当に相手の夫(妻)、自分の妻(夫)を苦しめます。

 

不倫を現在している方は、せめて、気づかれる前に止めていただき、弁護士なんかの世話にならず、空気のように感じている今の幸せを大切にしてくださいね。

 

「不倫と慰謝料」の過去ブログ記事についてはこちらをご参照ください。

 

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カテゴリー: 不倫と慰謝料

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