【法学部講義6】「借りた金は返す」のが当たり前?

1 お金の切れ目が縁の切れ目?

(1)お金を貸したら返ってこないと思え!
→ 返して欲しかったら最低でも借用証(金銭消費貸借契約書)などの書面を書いてもらう。

(2)保証人欄への署名は地獄へのパスポート
→ 「絶対に迷惑をかけないから」は信用しないこと。

 

2 給料で返せないほどの借金が出来てしまったら人生終わり?
→ 法的な救済手段があるので、変な考えはおこさないこと。

 

3 弁護士に依頼するお金も無い!
→ 「無料法律相談」「法テラス」を利用する。

 

4 ブラックリストに載るということの意味
→ 信用情報機関に事故情報が記載されることを言う。
→ 特別に「ブラックリスト」という名簿がある訳ではない。

 

5 解決方法その1→交渉して債務整理をする(任意整理)
→ 年収に応じて債務の額がそれほど多くない場合に、裁判所の手続を使わずに簡易・迅速に解決したい人向け。

 

6 解決方法その2→裁判所の決定で債務を圧縮する(個人再生)
→ 裁判所の決定で債務を1/5又は1/10に圧縮して、利息をつけないで返済する。

 

7 解決方法その3→裁判所の決定で債務の支払を免責する(自己破産)
→ 決定で支払えないこと、支払の責任を免除することを裁判所に決定してもらう。

 

8 ヤミ金って本当に怖いの?
→ 「闇金融」の略称~貸金業登録をしないで業として貸付をしていること
→ 10日で1割(トイチ)などといった暴利で貸し付ける、取り立てのためにあらゆる嫌がらせをするという特徴あり。

 

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